西武 ミスで優勝は持ち越しに

[ 2008年9月22日 22:17 ]

 【西1-6楽】優勝を目前にした西武に、信じられないミスが出た。同点の6回1死から、一塁手ブラゼルが、何でもないフライを落球。好投の石井一の歯車が微妙に狂い始めた。

 続く打者からの3連打などで2失点。岩隈を相手に重い勝ち越し点を許した。逆に、その裏の攻撃で片岡、栗山の連打で無死一、三塁としたが、石井義がフルカウントからのランエンドヒットを空振りで三振。一塁走者の栗山も二塁でアウト。後続打者も倒れて無得点に終わったのは対照的だ。

 優勝へのマジックは「2」のまま。渡辺監督は「一つのミスでリズムが狂った。軽率なプレーでもったいなかった…」と首をひねるが、優勝への重圧は笑って否定した。帰りの通路で一緒になった岩隈には「20勝、おめでとう」と余裕のあいさつ。これが本拠地3連戦のまだ1戦目。もう一度、のびのび野球で地元胴上げを狙う。

続きを表示

2008年9月22日のニュース