岸打てない…　オリックス８連勝逃した

　【オリックス１―７西武】オリックスは苦手の岸に打線が７回まで４安打無得点と沈黙。７点を追う９回に、ようやくカブレラにソロが飛び出したが、焼け石に水で、７年ぶりの８連勝を逃した。

　試合後、大石監督は自ら切り出し「岸を打てないですね。変化球、カーブ、真っすぐ。どの球でも合わない。連勝はいつか止まるもの」と悔しさをにじませた。攻略のチャンスはあった。２点を先制された直後の２回にはローズ、後藤の安打などで１死一、二塁としたが、日高の打球は二直。二塁走者・ローズが戻れず併殺となり試合の流れを手放した。４、６回の２死一、二塁も後藤、北川が凡退した。
　指揮官は「今まで通り１試合１試合やるだけ。引きずらないようにして、あした頑張ります」と気持ちの切り替えを強調した。