王子製紙　３５歳湯浅がランニング本塁打！

　【都市対抗　王子製紙７―２鷺宮製作所】王子製紙が湯浅のランニング本塁打など１６安打で７点を挙げた。

　湯浅は９回に走者２人をかえしただけでなく自らも本塁に頭から突っ込んで生還。「ランニング本塁打は人生で初めて。３５歳の激走が、若い選手の刺激になればいい」と息を切らしながらも、うれしそうだった。

　優勝した２００４年以来の４強。前回優勝を知り、今はコーチも兼務する湯浅は「一戦一戦を積み重ねていくだけ。決勝を考えてもしょうがない」と気負いはなかった。