松井稼は分かっていた「3000本は通過点」

[ 2008年7月30日 11:46 ]

 アストロズの松井稼頭央内野手は29日、ヒューストンで行われたレッズ戦に「1番・二塁」で出場、4打数2安打だった。内容は投ゴロ、中飛、中前打、右前打で打率は2割8分。チームは6―2で勝った。

 試合の流れを引き寄せる効果的な一打だった。松井稼は1点リードの5回二死から、ファウルで粘って中前打で出塁。後続が好機を広げ、4番リーの満塁アーチにつなげた。
 松井稼は「打つべき人が打ってくれた」と主軸をたたえたが、リードオフマンとしてチームの3連勝に貢献した。淡々と試合を振り返る表情が一転したのは、イチローの快挙に触れたとき。「3000安打は通過点で、4000本を目指しているでしょう」と笑顔をのぞかせた。(共同)

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2008年7月30日のニュース