隠れ新人王候補・一輝 初の満塁弾

[ 2008年7月29日 06:00 ]

<西武・オリックス>満塁本塁打を放った一輝(右)と握手する大石監督代行

 【オリックス6―2西武】オリックスで売り出し中の一輝が豪快な一発で首位・西武を沈めた。1点を追う4回2死満塁。涌井の145キロ直球を左翼席に叩き込んだ。今季5号は自身初のグランドスラム。「(ダイヤモンドを)1周しながら“三振しなくてよかった”と思いました」と笑った。

 5年目ながら昨年までの通算打席数が37で、新人王の資格を有する。今月上旬に左足首に当てた自打球の影響とみられる微熱が続くが、大石監督代行は「(登録から)外すことは考えなかった」と大きな期待を寄せる。借金は2となり、7月のパ月間首位も決めた。8月反攻へ、一輝がその名の通り輝きを放つ。

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2008年7月29日のニュース