巨人一発攻勢!4発で快勝

[ 2008年7月29日 18:33 ]

1回巨人1死一塁、小笠原が通算300二塁打となる先制打を放つ

 【巨6-2広】巨人が一発攻勢。1回に谷の6号2ランなどで先制。3回はラミレスの30号ソロ、8回は小笠原の20号ソロ、9回は阿部の13号ソロで加点した。内海は5回2失点で7勝目。6回からは継投で封じた。広島は走塁ミスから流れを失った。

 打つべき人が打てば、おのずと白星が近づく。巨人はクリーンアップがそろって本塁打を放ち、前半戦最後の試合を快勝。原監督は「最後に勝って、いい形で後半戦に入っていける」と、この1勝の意義をかみしめた。

 1回に小笠原の適時二塁打で1点を先制。さらに谷が「真芯でとらえられた」という会心の左越え2ランで畳み掛け、試合の主導権を握った。

 さらに3回はラミレス、8回には小笠原がソロ本塁打で突き放した。小笠原は「2点より3点、3点より4点。何が起こるか分からないし、いい追加点だった」と胸を張る。中軸が放った3本の本塁打すべてが効果的だった。

 原監督はこの日、前半戦を振り返り「若手、中堅を含めて戦力が増え、選択肢が広がったのが最大の収穫」と話した。坂本、亀井ら若手に使えるめどが立った。そこにこの日のような主力の活躍が加われば…。阪神に優勝マジックがついた今、ペナントレースが面白くなるかどうかは巨人次第。後半戦に期待をつなぐ1勝だった。

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2008年7月29日のニュース