オリの山本 梨田さんへ“恩返し星”

[ 2008年7月20日 06:00 ]

9回途中まで2失点で7勝目をマークした山本

 【オリックス6―2日本ハム】強烈な“恩返し”だ。オリックス先発・山本が近鉄時代の指揮官で、今回の球宴にも推薦してくれた日本ハム・梨田監督の前で快投を演じた。初回1死一、二塁から稲葉を一ゴロ併殺打に仕留めて波に乗ると8回まで無失点。9回に田中にソロを浴び、続く稲葉にも安打を許したところで交代し「最後に点を取られたのは悔しい。次はやり返してやる」と話したが、コーナーへの制球力が光った。連勝に大石監督代行も「きょうはバッテリーでしょう。日高も先制ホームランを打った」と声を弾ませた。

 ≪難病克服した宮本「全力でやりたい」≫オリックスの宮本大輔投手(26)が19日、出場選手登録された。06年の春季キャンプ中に黄色じん帯骨化症という難病を発症して手術を受け、復活を目指していた。4シーズンぶりの昇格に「不安もあるし、力むと思うけど、自分のできることを全力でやりたい」と話した。宮本は宮崎・延岡学園高から00年ドラフト1位で近鉄に入団。オリックスと合併した05年以降は1軍での登板機会がなく、07年は育成選手で契約。今季から再び支配下選手登録されていた。

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2008年7月20日のニュース