黒田最短2回KOも黒星つかなかった

[ 2008年7月20日 06:00 ]

2回8安打6失点とあっけなかった黒田

 【ドジャース8―7ダイヤモンドバックス】後半戦開幕投手を任されたドジャース・黒田だったが、8安打6失点の乱調で自身最短のわずか2回でKO。「細かいコントロールと球の切れがなかった」と話すように初回5連打、2回も3連打と打ち込まれた。

 球宴休みは家族でラスベガスを観光。その間も当地の3Aマイナー施設で汗を流したが、ブルペンで投球練習ができず。前日に芝生でのキャッチボールで相手を座らせた20球だけで、調整不足は明らかだった。それでも「言い訳にはならない」と理由にしなかった。
 終盤に追いついたド軍は延長11回に勝ち越し、斎藤の代役ブロクストンが今季初セーブ。黒田の不調をカバーし、地区首位に並んだ。68歳の誕生日を白星で飾ったトーリ監督は「抑えは複数の投手で乗り切りたい」と話した。

続きを表示

2008年7月20日のニュース