ヒデキ“すでに覚悟は決めている…”

[ 2008年7月20日 06:00 ]

厚くテーピングされている松井の左足

 左ひざを痛め故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの松井は18日、ヤンキースタジアムでチーム医師の診察を受けたが、手術を含めた結論は先送りとなった。21日にニューヨーク市内で、昨年11月に右ひざの内視鏡手術を執刀したスコット・ロデオ医師の診察を受け方針を決定する。

 午前中に球場入りした松井はチーム医師の診察を受けただけで、試合中に引き揚げた。首脳陣との話し合いはなかったが、キャッシュマンGMは「手術への度合いが高まっているのは間違いない。21日にロデオ医師に診てもらい、今後の方向性が決まる」と話した。
 ロデオ氏はNFL・ジャイアンツのチーム医師で、ひざ関節の権威として知られる。8月の北京五輪の米国代表団医師も務め、今月末には中国に渡る予定。そのため再び執刀を依頼する場合は今月中、早ければ21日に行う可能性もある。昨年の右ひざと同じく内視鏡手術となる見込みだ。「とりあえず週末は休む。まだそこ(結論)までいっていない」と松井。手術なら今季絶望だが、すでに覚悟は決めている。

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2008年7月20日のニュース