成瀬ショック“取材に応じられない”9失点

[ 2008年7月20日 06:00 ]

2回、先制を許し、ベンチに戻る成瀬

 【ロッテ10―17西武】星野ジャパン入りしたロッテの成瀬が自己ワーストの9失点で7回途中KO。ワーストタイ4四死球と制球に苦しみ、要所で2本塁打を浴びて5敗目を喫した。味方が逆転した直後の5回は先頭・栗山に死球を与え、続く中島に逆転2ランを被弾。同点に追いついた直後の7回は2死から3連続長短打されて降板した。試合後は取材に応じられないほど落胆し、球団広報を通じて「ショックです。それ以外のコメントのしようがありません。頭の中を整理させてください」と話すのがやっと。先発の一角を担った昨年12月のアジア予選に続き、北京五輪でも先発に意欲を見せていたがアピールはならなかった。

 チームは今季ワースト17失点で3連敗。バレンタイン監督は「成瀬はどうにもならない内容ではないが、大事なところで集中力が欠けていた」と険しい表情で振り返った。

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2008年7月20日のニュース