バットで38年ぶり快挙!巨漢左腕サバシア

[ 2008年7月15日 06:00 ]

右越えにアーチをかっ飛ばす投手サバシア

 【ブルワーズ3―2レッズ】大型左腕サバシアがブルワーズ移籍2戦目のレッズ戦で離れ業を演じた。2点を追う3回に右越えソロ。移籍前のインディアンスで6月21日ドジャース戦以来、今季2本目で投手が同一シーズンに両リーグで本塁打を記録したのは1970年のアール・ウィルソン(タイガースとパドレス)以来38年ぶり。ア・リーグが指名打者制となって以降では初の快挙となった。

 投げてもサヨナラ勝ちを呼び込む2失点完投。底知れぬパワーを証明した2メートル、131キロの巨漢左腕は「オレはチームを勝たせようとしただけだ」と胸を張った。これで移籍後は2戦2勝。弱小球団を26年ぶりのプレーオフに導く救世主として、期待を一身に背負う。

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2008年7月15日のニュース