中日が突き放す 山本昌通算197勝目

[ 2008年7月15日 14:24 ]

6回中日1死、森野が左越えに本塁打を放つ

 【中日7―4巨人】プロ野球の巨人―中日戦は15日、16年ぶりの公式戦となる北海道・旭川市のスタルヒン球場でデーゲームで行われた。

 巨人・木佐貫、中日・山本昌がそれぞれ先発。中日は初回、荒木の先頭打者本塁打となる左越え3号ソロ中村紀の左犠飛で2点を先制。
 巨人はその裏、こちらも先頭打者本塁打。1番・高橋由の12号中越えソロで1点を返した。
 両チームの先頭打者本塁打は、セ・リーグでは1978年6月7日の阪神―中日戦以来、30年ぶり5度目。パ・リーグを含めると通算11度目。
 中日は4回、木佐貫を攻め立て、荒木、井端の連打で無死二、三塁となったところで木佐貫は降板。2番手の山口から森野が2点二塁打。ウッズも左前適時打で続きこの回3点を加えて突き放した。
 巨人はその裏、阿倍の右越え9号3ランで再び1点差まで迫った。
 中日は6回、森野が左越えに8号ソロ。6-4とリードを広げ、その後は浅尾、岩瀬のリレーで逃げ切った。
 6回4失点の山本昌は今季4勝目、通算197勝で200勝まであと3勝とした。中日もチーム通算4500勝目と区切りの白星となった。

続きを表示

2008年7月15日のニュース