静岡の伝統の一戦 五分五分の戦いに決着ついた

[ 2008年7月15日 09:14 ]

<静岡―静岡商>熱戦を制し、抱き合う静岡の投打のヒーロー高橋(背中)と山崎

 【静岡6-3静岡商】静岡大会は14日、静岡―静岡商の名門対決が早くも2回戦で実現。戦後、両校の夏の対戦成績は5勝5敗の五分だったが、今年は第5シードの静岡が中盤までに山崎大輝遊撃手(3年)のソロホーマーなどで6点を奪うと、エース高橋司投手(2年)が9安打3失点の粘投で完投勝利を収めた。

 実は 静岡商には06年準々決勝で1―3と敗れて以来、定期戦でも連敗して3連敗中だった。加えてこの試合の2回まで22イニング連続無失点。23イニングぶりに奪った3回の1点で弾みがついた。終わってみれば15安打とこれまでのモヤモヤを晴らす“ヒットパレード゜の一戦となった。「リベンジを果たせたが、次に切り替えないといけない」山崎。伝統の一戦は終わった。5年ぶりの頂点への戦いはまだまだ続く。

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2008年7月15日のニュース