田口代走で盗塁 守備にはつかず

[ 2008年6月28日 13:10 ]

 米大リーグ、フィリーズの田口壮外野手は27日、アーリントンで行われたレンジャーズ戦の8回に代走で出場し、今季2個目の盗塁を決めた。守備にはつかず、打席も回らなかった。チームは7―8で敗れた。

 ≪緊迫場面で二盗≫田口は8回無死から代走で出場。1点を追う、緊迫した場面で二盗を決めた。
 左投手相手に「けん制球を投げてくれたので、逆に走るタイミングが分かった」と冷静な判断。捕手の送球がそれると「遊撃手が前に出たので、わざとゆっくりと回り込んだ」。
 ただ、チームはこの好機を生かせず、交流戦3勝10敗。「こういう状態だからこそ、僕が中心になって変えていければいい」とベテランらしい責任感を口にした。(共同)

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2008年6月28日のニュース