代打立浪!代打平田!落合竜ズバッと6連勝

[ 2008年6月27日 21:26 ]

8回、代打で先制ソロを放ち、ナインに迎えられる中日・立浪

 【中2―1横】中日が6連勝。0―0の8回に代打立浪のソロで均衡を破り、9回は代打平田の適時打で1点を加えた。川上は7回無失点で6勝目。横浜の小林は8回に力尽きた。打線も逸機が続き、得点は代打大西のソロだけ。連勝は3で止まった。

 ≪ミスタードラゴンズ今季1号≫今季42度目の「代打立浪」のコール。0―0で迎えた8回、先頭で中日の切り札が打席に入った。カウント1―2から、内角やや高めの直球を振り抜いた打球は右翼スタンドへ。淡々とダイヤモンドを駆けた38歳が、ベンチに戻ってやっと笑みをこぼした。
 「カウントが良くなったので、思い切っていった。久しぶりにいい仕事ができた」。横浜新人の小林の前に、チームは7回まで3安打。一振りでムードを一変させた。
 打撃コーチ兼任となった今季、精力的に若手を指導する一方、選手としてはもがいていた。昨季31打点を挙げている立浪が、ここまでわずか2安打2打点。本拠地では誰よりも大きい声援を受けるだけに「あれだけ打てなかったら苦しかった」と本音が漏れた。
 気持ちを切り替えて臨んだリーグ戦再開初戦での一発に「きょうがぼくの開幕戦。これまで迷惑を掛けてきたので、取り戻したい」と声が弾んだ。今季初本塁打で、新人から21年連続して本塁打を記録。「ミスタードラゴンズ」は、まだまだ輝きを失わない。

続きを表示

2008年6月27日のニュース