松坂 マイナー登板はVIP待遇

[ 2008年6月17日 06:00 ]

マイナーでの調整登板前日、キャッチボールをするレッドソックス・松坂

 右肩痛のため故障者リスト入りしているレッドソックス・松坂がVIP待遇で16日(日本時間17日)のマイナー戦登板に臨む。球団はペンシルベニア州アレンタウンで行われるフィリーズ傘下3Aリーハイバレー戦に前田、高橋両トレーナーと星野通訳を同行させることを決めた。ボストンから吉村広報も呼び寄せる方針で、フランコナ監督は「できる限り投げやすい環境をつくってやりたい。(チームのいる)フィラデルフィアから1時間程度の距離だからできる」と説明した。

 メジャー本隊もフィラデルフィアで同時刻(午後7時5分)に試合があるため、ファレル投手コーチらの視察は無理だが、メジャーと変わらぬ環境を整えた。松坂はこの日、約50メートルの遠投やキャッチボールで調整。5月27日のマリナーズ戦以来、20日ぶりの登板は5イニングが目安となるが「いつものゲームのようにやる。1つ1つ準備をするだけ」と気負いはなかった。

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2008年6月17日のニュース