岩村がマルチ安打&9試合ぶりの打点

[ 2008年6月14日 11:29 ]

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は13日、セントピーターズバーグで行われたマーリンズ戦に「1番・二塁」で出場、4打数2安打1打点だった。内容は右前打、二ゴロ、左中間二塁打、四球、中飛。打率は2割7分6厘。チームは7―3で勝った。

 ≪流れ断ち切り逆転に貢献≫序盤の嫌な流れを断ち切る起点となった。レイズの岩村は1、2回に得点、打点を重ね、前半での逆転劇に貢献。「自分たちのできることをやれば、きょうみたいな展開になると信じていた」と表情を緩めた。
 1回にあっさり2点を失った。その裏、先頭の岩村が右前に運んで出塁し、ヒンスキーの2点適時打で生還。2回は1死二、三塁で二ゴロを放って三塁走者を迎え入れ、9試合ぶりの打点をマーク。5回には無死一塁から左中間への痛烈な二塁打で好機を広げた。ここ5試合で4度目の複数安打と打撃がさえている。
 チームは遠征9連戦で3勝6敗と大きく負け越し、乱闘や内紛と揺らいだ。岩村は「いろいろな意味で勉強させられた遠征。一回り大きくなったチームを見せなきゃいけない」。本拠地に戻った最初の試合で、リードオフマンがその言葉どおりの活躍を見せた。(共同)

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2008年6月14日のニュース