松坂が故障後初の遠投、順調に回復

[ 2008年6月10日 09:43 ]

 右肩の張りで故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は9日、故障してから初めて遠投に取り組んだ。

 球団広報によれば、遠投とはいっても、距離は約55メートルほどだった。9日はチームの試合がなく、本拠地ボストンのフェンウェイ・パークで約30分間の非公開練習。キャッチボールや遠投などを行ったという。
 5月27日のマリナーズ戦で肩に異常を感じて降板した松坂は、その後の10日間はノースロー調整で、電気治療やアイシングなどを受けていたが「それは(故障する)前からやっているし、特別な治療はしていない」と話していた。
 現在は肩に違和感はまったくないという。最短で復帰登録は12日(日本時間13日)から可能だが、チームは既に14日までの先発投手を発表しており、復帰は15日以降になる見込み。松坂は「焦りもないし、ゆっくりと仕上げていきたい」と、広報を通じてコメントした。(共同)

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2008年6月10日のニュース