巨人 薬物問題再発防止へ、全選手と面談

[ 2008年5月28日 06:00 ]

ドーピング関連で清武球団代表の説明を受け、球場を出る高橋由ら巨人ナイン

 巨人・清武英利球団代表(57)は27日、ドーピング違反で契約解除を通告したルイス・ゴンザレス内野手(28)について川崎市内のジャイアンツ球場で2軍の選手らに事情を説明した。球団は再発防止に向けて、トレーナーや理学療法士による全選手との個人面談をスタート。同代表は面談の結果を踏まえた上でサプリメント、使用薬などをまとめ、日本プロ野球組織(NPB)にリポートを提出する意向を示した。

 ゴンザレスの契約解除から一夜明け、球団が再発防止へ乗り出した。清武代表は午前中に東京・大手町の読売新聞東京本社内で行われた「読売巨人軍決算役員会」で渡辺球団会長、滝鼻オーナーらに一連の経緯を報告。正午すぎにはジャイアンツ球場を訪れ2軍選手らに「球界のリーダー的な立場で引き起こしたのは重く受け止めてほしい。軽はずみで知らなかったでは済まされない。一般の社会と違うのは“疑わしきは罰する”ということ」と約10分間、訴えた。
 今後は球団トレーナー、理学療法士による個人面談で現在摂取しているサプリメントの詳細や医師から処方されている薬などについて話し合いを重ね理解を深める。全選手が対象で「面談はきょうからです。メモ書きにして最終的にはNPBに提出しようと思います」との意向を示した。
 NPBのドーピング検査で陽性反応となったのは昨年のガトームソン(ソフトバンク)とゴンザレスのみ。外国人選手が続いたことから「契約段階で日本人以上に厳しい契約をしているが、そういう目で見られるとしたら、意思の疎通をさらに図っていく」と日常的なコミュニケーションの充実にも取り組む。
 最善のドーピング防止策について「プロ意識と危機感」を挙げた同代表。失った信頼を取り戻すため、まずは徹底調査に乗り出す。

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