ダル 選手間投票では負けない

[ 2008年5月28日 06:00 ]

選手間投票箱を前にポーズをとる(左から)ダルビッシュ、マツダ・若山専務、小笠原

 オールスター運営委員会は27日、都内で「マツダオールスターゲーム2008」の開催要項を発表した。第1戦は7月31日(木)に京セラドーム、第2戦は8月1日(金)に横浜(ともに試合開始午後6時10分)で開催。ファン投票(31日から受け付け開始)とともに今年は新たに選手間投票を実施する。会見にはセ・リーグから巨人・小笠原道大内野手(34)、パ・リーグから日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が出席、球宴での真っ向勝負を誓った。

 人気よりも実力。スーツの上からオールスター戦用のプラクティス・ユニホームに袖を通したダルビッシュが、笑みを交えながらこう言った。
 「ファン投票は田中くんがいるんで難しいと思う。選手間投票での選出を目指します」
 会場の笑いを誘った発言は、あながち冗談ではなかった。同じプロ選手から認められたい。ファン投票では昨年、1位の楽天・田中に20万票を超える大差をつけられ、2位(36万7664票)に甘んじた。人気ではマー君。しかし、今年は史上初めて選手が選手を選ぶ投票がある。他球団の選手たちが自分をどう見ているのか。球界No・1投手の評価を得るダルビッシュにとってこの部門の1位は譲れない。それが“本音”だった。
 選出は両リーグから投手は1人ずつ。パでは西武・涌井、楽天・岩隈、ロッテ・成瀬らの先発陣に加え、中継ぎ、抑えもライバルになる。狙うのはその頂点。会見前、全選手に先駆けて投票を済ませた。球界の新たな試みは大歓迎で「さっき書きました。迷いなく、すらすらと。毎年、投票の時は(選手同士で)話をして考えるのが好き」と話す。一緒に会見に臨んだ小笠原は昨年の球宴の対決を振り返って「前に飛ばなかった。みんなも分かっている。球界を代表する投手ですから」とダルビッシュへの1票をにおわせた。
 28日はヤクルト戦(神宮)先発が予想される。21日の横浜戦(札幌ドーム)は腰の張りのため、今季最少の88球で降りたが「問題ない。普通にマウンドに上がれます」。神宮は一昨年の交流戦のとき、右肩痛で7安打6失点KOを喫している。鬼門を突破して選手間投票に強いインパクトを与えるつもりだ。

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