西武 意外な一発が出れば全勝

[ 2008年5月28日 08:20 ]

 甲子園で阪神に連敗したパ・リーグの首位西武。2試合で計2点、両リーグ最多の72本塁打を誇る打線から一発が1本も飛び出さなかった。

 今シーズンの西武がホームラン攻勢で白星を重ねているのはよく耳にする話だが、改めて数字で見てみるとやはりその通り。本塁打が1本でも出た日は、27勝6敗1分で勝率はなんと8割1分8厘。逆に本塁打なしのゲームは4勝13敗、2割3分5厘と極端に差が出る。特に5月はその傾向が極端で、本塁打ありでは13勝1敗、なしでは1勝6敗だ。
 
 西武はG・G佐藤の15本を筆頭に2ケタ本塁打を放っている選手は4人。中でも“恐怖の9番打者”ボカチカの10本塁打が目立つ。この新外国人選手が本塁打を打った試合は8試合(1試合2本塁打が2試合)。西武は1試合も負けていない。
 米国のマイナー時代はチームの中軸を打っていたこともあり、“意外な一発”とはいえないかもしれないが、現在の打順を考えればラストバッターにガツンとやられると、相手投手は相当こたえるはずだ。

 ライオンズの本塁打にまつわる話をもう1つ。27日現在、本塁打1を記録している選手は片岡、栗山、松坂、赤田、江藤、石井義の計6人。この6人が初アーチをかけた日も全勝だ。平尾、大島、銀仁朗ら、まだ今季1号が出ていない選手もいる。意外な一発が出た時の西武は、チームも勢いに乗って本当に強い。

 28日からの交流戦は過去11勝4敗と相性がいい広島との対戦。ここまで今季の交流戦は3勝3敗。昨年はインターリーグで11位に終わり、26年ぶりのBクラスの元凶となっただけに、得意の本塁打攻勢をかけたいところだ。

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