松井秀、好判断“イチローだから捕る”

[ 2008年5月26日 08:08 ]

マリナーズ戦の8回に代打出場、投前安打を放ち、一塁上で笑顔のヤンキース・松井秀(左)

 【ヤンキース6―5マリナーズ】ヤンキースが2点を追う8回1死一、二塁で、松井秀が代打で登場した。初球の高めの速球を打って一塁側への緩いゴロに。ダイビング捕球した投手が寝転んだまま一塁へ投げる。送球がそれ、二塁走者が生還。逆転につながる内野安打を「ラッキーでした」と恥ずかしがった。

 だが、本当の見せ場はその後だった。続くカノの中飛で二塁へ。モリーナの二塁打で決勝のホームを踏んだ。中飛は深い当たりだったが「イチローさんだから絶対に捕ると思っていた。そうじゃなかったらハーフウエーに出ていたかも」と一塁から離れずスタートを切った。ジラルディ監督は「松井秀喜は野球選手だということ。素晴らしい本能がある」とうなった。(共同)

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2008年5月26日のニュース