大阪桐蔭 福島由がパーフェクト

[ 2008年5月25日 17:47 ]

 野球の春季高校近畿大会第2日は25日、京都市の西京極球場で1回戦2試合を行い、大阪桐蔭(大阪)と智弁和歌山(和歌山)が勝って準決勝に進出した。大阪桐蔭は五回に一挙6点を挙げ、先発の福島由が走者を1人も出さない完ぺきな投球で京都国際(京都)を7―0の七回コールドゲームで下した。智弁和歌山は九回に5点を奪い、投げては岡田が6安打で完封して龍谷大平安(京都)に6―0で快勝した。準決勝は智弁学園(奈良)―福知山成美(京都)大阪桐蔭―智弁和歌山で31日に行われる。

 大阪桐蔭の福島由が圧巻の投球を見せた。七回まで奪三振11、内野ゴロ5、外野フライ5で走者を1人も許さなかった。コールドゲームで完全試合は参考記録だが「百点満点に近い。チームが勝ったので良かった」と満足そうにうなずいた。
 昨春の選抜大会で登板するなど実戦経験豊富な3年生。足腰強化や球種を増やすなどの努力が結果につながった。中田翔(現日本ハム)から背番号1を引き継いだ右腕は「責任がある。汚さないように頑張っていきたい」と一層の飛躍を誓った。

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2008年5月25日のニュース