福留、慣れないことをして好機つぶす

[ 2008年5月18日 08:15 ]

パイレーツ戦の5回、一塁へ駆け込むが、二ゴロに倒れたカブス・福留(右)

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は17日、シカゴでのパイレーツ戦に「5番・右翼」で出場したが、4打数無安打だった。内容は二ゴロ、一ゴロ、二ゴロ、投ゴロで打率は3割1分4厘。チームは6―7で敗れた。

 カブスのピネラ監督は5―5の8回無死一塁のチャンスで、3打席すべて内野ゴロだった福留に送りバントのサイン。「同点だったし、左投手が相手だったので(バントの)絶好機」と勝利への執念をみせた。しかし、機会の少なく、慣れていない福留のバントは投前に転がり走者が二封。勝負の分かれ目となった。福留は広報を通して「何もありません」と苦い表情のまま球場を後にした。(共同)

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2008年5月18日のニュース