ダル 元のフォームに戻して152キロ

[ 2008年5月15日 06:00 ]

<日本ハム・ロッテ>延長11回1死一・三塁、高橋のサヨナラ犠飛で大喜びの日ハムナイン

 【日本ハム4―3ロッテ】日本ハムは2点ビハインドを追いついた末に、高橋の左犠飛で劇的な逆転サヨナラ勝ち。ダルビッシュはとびっきりの笑顔でベンチを飛び出した。

 負ければ4月5日以来の借金生活となる一戦。制球重視から、昨年までの力強さ重視のものにフォームを戻したエースの最速は152キロ。同点に追いつかれた6回2死二塁で神戸の打球を左手首に受けたが「表情に出しているようではそれまで。折れていても、もう1回は投げようと思っていた」。7回からは患部にテーピングをして、気迫の投球で8回130球を投げきった。
 自身に勝敗は付かなかったが、ダルビッシュは「きょうの勝利はチームにとっても大きい」と笑顔。梨田監督も「(手首に)球のあとが付いていた。エースが投げた試合は負けないというのを続けたいね」と粘ったナイン、エースの奮投を称えた。

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2008年5月15日のニュース