川上誤算…中日２カード連続負け越し

１回、ヤクルト打線につかまり、ほおを膨らませる中日先発の川上

　【中４－８ヤ】前回登板で「最近では一番良かった」と手応えをつかんでいた川上にとっては、まさかの思いだっただろう。１回にいきなり５点を失い、試合を壊してしまった。

　先頭の川島慶を二塁打で出すと、続く福地の送りバントを捕球して三塁へ送球したが間に合わず（記録は犠打野選）無死一、三塁に。ここから立て直す間もなく崩れ「野選がもったいなかった」と下を向いた。

　落合監督は「これっきりにしてほしいな」と厳しい言葉を口にしたが、一方で「ここ２試合良かったことも事実。これから軸になるでしょう」とエースへの変わらぬ信頼を示した。