阪神新オーナーに坂井電鉄社長

[ 2008年5月15日 17:10 ]

 プロ野球阪神タイガースは15日、坂井信也阪神電気鉄道社長(60)が次期オーナーに内定したと発表した。6月25日開催予定の球団取締役会などを経て正式に決定する。宮崎恒彰オーナーは球団相談役となり、、オーナー代行は引き続き南信男球団社長が務める。

 大阪市内の電鉄本社で記者会見した坂井社長は「身の引き締まる思い。オーナーはリーダーシップを持ち、常勝チームづくりを率先してやらなければならない」と決意を語り「野球は素晴らしいスポーツ。その一助になれれば」と球界発展に尽くす意欲を示した。

 坂井氏は2006年6月に阪神電鉄社長に就任し、球団では取締役を務めていた。阪神のオーナーは電鉄社長や会長が兼務するのが慣例だったが、坂井氏は阪急ホールディングスとの経営統合などのため、社業に専念していた。

 ◇坂井 信也氏(さかい・しんや)神戸大卒。70年に阪神電気鉄道入社し、経理部長、取締役、常務を経て06年6月に社長に就任。阪急阪神ホールディングス代表取締役。60歳。神戸市出身。

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