ソフトバンク 延長制し4連勝、勝率5割に

[ 2008年5月5日 18:34 ]

楽天を破り、マウンドでハイタッチするソフトバンクナイン

 【ソ7-5楽】ソフトバンクが4連勝で勝率を5割に戻した。3―4の九回に川崎の2点適時打で逆転。その裏に追いつかれたが、延長11回に大村の適時打と山崎の犠飛で2点を勝ち越した。楽天は継投で逃げ切りを図ったが、小山がつかまった。

 ≪王監督「どういう試合なんだ」≫霧による中断、降り出した雨。そして突入した延長戦。ソフトバンクは延長11回、2日に復帰したばかりの大村の適時打などで2点を奪い、試合終了が午後11時を越える熱戦にピリオドを打った。

 立ち込める霧のようにもやもやした展開だった。9回に逆転しながらその裏に追いつかれるなど、3度のリードを守れなかった。しかし11回、昨季チームトップの打率を残した大村が1死二塁から中前に運んだ。頼れる背番号7の復帰後初打点が、貴重な勝ち越し点に。さらに山崎の左犠飛で加点し、突き放した。大村は「足が痛いから面白くないけど、打つのは何とかね」と笑った。

 チームは4連勝で4月20日以来となる5割復帰とともに、楽天と並んで3位に浮上。それでも王監督は「勝ったからよかったけど、どういう試合なんだろう」と大きく息をついた。

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2008年5月5日のニュース