上野リーグ戦初完投!東洋大が勝ち点3

[ 2008年4月30日 21:00 ]

 東都大学野球春季リーグ第4週第2日は30日、神宮球場で2回戦2試合を行い、3連覇を狙う東洋大が8―0で日大に快勝、6連勝(1敗)で勝ち点を3とし、首位をキープした。駒大は5―3で青学大に逆転勝ちし1勝1敗とした。東洋大は中盤からそつのない攻撃で効果的に加点、上野がリーグ戦初完投を完封で飾った。駒大は1点を追う8回に佐野逸の満塁一掃の三塁打で逆転した。

【日程&結果


 東洋大の上野が今季3度目の登板でやっと本来の力を発揮し、3安打で完封した。
 昨年のエース大場(ソフトバンク)の後継者として期待されながら、これが今季初勝利。「今日がラストチャンスと思って丁寧に投げた。自信になった」と素直に喜んだ。この日は前回降板した五回に、先頭打者を歩かせ「ここが正念場と気合を入れた」。捕手・大野がけん制で走者を刺すなどで乗り切り「みんなに助けられた」と仲間に感謝しきりだった。

 ≪駒大 連敗ストップ≫今季初戦の日大戦で白星の後5連敗と低迷していた駒大が、逆転勝ちで連敗をストップ。
 前日にリーグ戦初先発で初安打を放った佐野逸がヒーローだ。八回二死満塁で右翼線への殊勲の3点三塁打に「みんなが作ってくれたチャンス。思い切って初球のストレートを狙った。勝利に貢献できて最高です」と満面の笑み。「この勝利で波に乗りたい」と言葉に力を込めた。

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2008年4月30日のニュース