“攻めダルマ野球杯”蔦夫人が1千万寄付

[ 2008年4月28日 20:37 ]

 「攻めダルマ」の愛称で親しまれた徳島県立池田高校野球部の元監督蔦文也さん(2001年死去)の命日となる28日、妻のキミ子さん(85)が地元の徳島県三好市に1000万円を寄付した。蔦さんの功績を記念して8月に初めて開かれる中学生野球大会の運営費に充てるためで、甲子園で活躍できる選手の育成に役立つと期待される。

 大会名は「蔦文也杯」で、市職員らで構成される実行委員会が主催する。8月27、28、30日の3日間、吉野川運動公園池田球場や池田高校グラウンドで、市内や香川、愛媛、高知各県から集った計16チームの中学生がトーナメント戦で競い合う。
 キミ子さんは「強い選手が一人でも、甲子園に行ってくれたらいい」と話している。

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2008年4月28日のニュース