ソフトバンク 連敗4でストップ

[ 2008年4月27日 15:50 ]

 【ソ5-3ロ】ソフトバンクが連敗を4で止めた。打線は1回に松中の二塁打などで2点を先行。3回には松中の4号2ランなどで3点を加えた。和田は7回途中3失点で2勝目。継投も決まった。ロッテは小林宏が5回5失点で連勝は5でストップ。

 ≪“3番降格”松中が立役者≫泥沼から抜け出すための打開策が、見事にはまった。今季初めて3番に座った松中が、3打点の活躍。連敗を4で止める立役者となった。
 新打順の効果を試す場面はすぐにきた。1回1死一塁で打席に入った松中が、左中間へ適時二塁打。チームに5試合ぶりの先制点をもたらした。3回1死二塁では右翼席へ4号2ラン。いずれも落差のない甘い変化球だったが、確実にとらえた。
 本塁打こそ少ないものの、これで松中の得点圏打率は3割9分3厘。だからこそ34歳は「今年はそんなに不振でないから、自分の中で悔しさはある。また4番を打てるように、しっかりやりたい」と話す。
 少し不満げな表情の本人をよそに、新井打撃コーチが種明かしした。「チームの4番を大事にするという考えもあるが、点を取るために、今チームで一番いい打者が3番に入るのは効率がいい」。主砲の“3番降格”は、チーム浮上のきっかけとなるだろうか。

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2008年4月27日のニュース