中日 完封リレー!和田が5号

[ 2008年4月26日 22:22 ]

4回中日2死、和田が左越えに先制ソロを放つ

 【中1-0ヤ】中日が引き分けを挟んでの連敗を2で止めた。4回に和田が放った5号ソロが決勝点になった。小笠原は7回無失点で3勝目。小林、平井とつなぎ、9回を岩瀬が締めた。ヤクルトは5度、一死で得点圏に走者を置いたが逸機が続いた。

 和田の一振りが中日を救った。4回2死走者なし。真ん中高めの直球を左翼スタンド中段へ放り込み「先取点が欲しかった。タイミング良く上がってくれた」と控えめに喜んだ。

 中日は前回対戦で村中に7回を3安打1点に抑えられ、プロ初勝利を献上。その試合で本塁打を含む2安打と一人気を吐いたのが和田だった。この日も20歳の左腕の前に、6回を4安打と打線は振るわない。だが「基本的に左投手は好きなんで」という和田がまたも村中をとらえた。前夜の逆転負けの重いムードの中、敗れれば1分けを挟み、今季初の3連敗となるところで唯一の1点をたたき出した。

 4月上旬まで1割台に低迷していた打率も、4試合連続で2安打を放ち2割8分9厘まで上がった。5番打者が上昇気流に乗ってきた。

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2008年4月26日のニュース