楽天4連勝 ドミンゴ5年ぶり完封

[ 2008年4月26日 16:43 ]

2安打完封で日本ハムを破り、マウンドでハイタッチするドミンゴ(右から2人目)ら楽天ナイン

 【楽4―0日】楽天はドミンゴの5年ぶりの完封で今季2度目の4連勝。力のある速球を武器に、4回まで無安打に抑えるなど日本ハムをわずか2安打に封じた。打線は5回にフェルナンデスの左犠飛と山下、中島の連続二塁打で4点を奪った。

 開幕戦の悪夢は振り払ったはずだ。楽天のドミンゴが日本ハムをわずか2安打に抑える快投。今季初勝利を5年ぶりの完封で飾った。

 序盤から力強い速球で圧倒した。球が走っていた分、チェンジアップも効果を増した。この2種類の球で投球の大半を組み立てたが、相手打線を牛耳るには十分だった。
 今季は抑えとして期待されたが、ソフトバンクとの開幕戦で一死も取れずに逆転サヨナラ3ランを浴びた。次の試合でも救援に失敗。今月中旬からは先発に回り、復権を懸けたマウンドが続いている。

 これまでの2度の先発では白星こそつかなかったが、安定した投球を披露していた。「回を追うごとに良くなっていくタイプ。自分に合っているかな」という先発で、汚名を返上しつつある。

 永井、岩隈、田中に続き、早くも今季チーム4人目の完封で、チーム防御率は2・80。投手王国と言ってもいいほどの数字を残している。野村監督は「徐々にだけど、チームはいい方に向かっている」。充実の一途をたどる先発陣にほおを緩めた。

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2008年4月26日のニュース