4番で エースで 「2人の高橋」が貢献

[ 2008年4月19日 06:00 ]

<広・巨>6回無死、天谷から三振を奪った高橋尚

 ≪由伸「何番でも打たなきゃ…」≫昨年7月12日の阪神戦(東京ドーム)以来の巨人の4番となった高橋由は4打数1安打。「特に意識はしなかった。(打順は)何番でも打たなきゃいけないことは変わらないから」。リーグトップの8本塁打ながら、1番打者として前日までの出塁率は・288。この日は初回1死一、三塁、6回1死一、二塁で凡退したが、今後は4番として走者を還すことが仕事となる。

 ≪尚成「次につながる」≫初の巨人開幕投手を務めた高橋尚が4度目の先発で今季初勝利を挙げた。丁寧にコーナーをつく投球で5回1/3を5安打1失点。6回1死二、三塁のピンチを招いて降板したが、代わった西村健が後続を断ち「(初勝利は)リリーフのおかげです。緩急を使えたし、カーブもよかった。次につながる」と前を向いた。7回には出場選手登録されたばかりの門倉が3者凡退に抑え、9回は1安打を許したものの豊田が締めた。祖母の葬儀参列のため米国へ一時帰国したクルーンの代役を務めた右腕は「(クルーンが)いないのは分かっている。(救援陣)みんなで集中してやっている」と話した。

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2008年4月19日のニュース