いきなり3点!ヤクルトが阪神止めた

[ 2008年4月19日 21:53 ]

 【ヤ4―1神】ヤクルトは1回に4連続長短打を放つなど、阪神・岩田の立ち上がりを攻めて3点先行。4回にも1点を加えた。制球がさえた村中は7回を2安打1失点と好投して2勝目。林昌勇は4セーブ目。阪神の連勝は5でストップした。

 ≪村中2勝目 初打点もマーク≫ヤクルトは20歳の村中が、7回を2安打1失点と好投した。「上位打線には良い球で、下位はコースをついて打ち取ることを心掛けた」と大人の投球を見せた。
 球の切れが抜群だった。1回1死二塁から新井をフォークボールで三振。暴投で2死三塁となった後の金本は、146キロの真っすぐで空振り三振。3回のピンチでも新井を投ゴロ、金本を遊飛に打ち取った。
 プロ2勝目で、本拠地の神宮では初勝利。打ってはプロ初打点も挙げ、攻守に大活躍だった。

 ≪岩田でつまずいた≫阪神の岩田は1回につまずいた。1死一、二塁でガイエルに2点二塁打。得意のスライダーを何度もカットされ、ついに11球目を右に運ばれた。続く宮出にも適時打を許して計3失点。「1回からの失点で流れを悪くしてしまった」と顔をしかめた。
 2回以降は持ち直しただけに、立ち上がりが悔やまれる。6回4失点で初黒星を喫したが「次はコースを強気に攻めて、リズム良く投げたい」と気持ちを切り替えた。

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2008年4月19日のニュース