ローズの連発でオリックスが快勝

[ 2008年4月19日 16:26 ]

 【オ9―3ロ】オリックスがローズの効果的な2本塁打で快勝した。3回に同点ソロ。5回無死一、三塁では2打席連続の勝ち越し7号3ランを放った。金子は7回3失点で2勝目。ロッテの小林宏は制球が甘く8失点、5回途中で降板した。

 ≪ローズ連発大好き東京D≫「オリックスグループ応援デー」と銘打った東京ドームでの主催試合。観客席に陣取った宮内オーナーや大勢の社員を最も喜ばせたのは、ローズの2連発だった。
 巨人時代に過ごしたこの球場にめっぽう強い。1―2の3回、小林宏の直球を少し詰まりながらも右中間席へ2試合連続となる同点ソロ。「ありがとう東京ドーム」と感謝した次は5回無死一、三塁から、左中間席に放り込んだ。この7号3ランで東京ドーム通算70本塁打とし「最高です」と得意の日本語も弾んだ。
 湿り勝ちだった打線も5回のローズの一発に触発され、この回7安打で一挙6点。「潜在能力を見れば最下位にいるチームじゃない。もっと勝てるよ」と主砲も手応えを感じる猛攻だった。
 カブレラ、ラロッカとともに「ビッグ・ボーイズ」と呼ばれる強打者トリオを組み、39歳の年長者としてキャンプから外国人選手を引っ張ってきた。「三男」のラロッカが不振で2軍落ち。なかなか機能しないトリオに周囲の不満が高まっている時こそ「長男」は心強い働きをしてくれる。

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2008年4月19日のニュース