松坂 6回途中3失点で4勝目

[ 2008年4月19日 10:16 ]

レンジャース戦で力投する松坂

 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は18日、ボストンでのレンジャース戦に先発し、5回1/3を5安打3失点で今季4勝目を挙げた。

 これで4連勝となった松坂だが、この日は追い込んでからの制球に苦しみ、6回、ブレーロックに2ランを打たれて降板した。
 しかし味方打線はオルティスの満塁弾などで4回までに9得点。松坂の降板後も8回に2点を加えるなど爆発し、11-3で圧勝した。

 ≪援護に守られ4連勝≫心強いまでの援護に感謝するしかない。レッドソックスの松坂は5回1/3を3失点ながら、大量点に守られて開幕から負けなしの4連勝を飾った。9―1で迎えた6回だった。1死からブラッドリーに右翼線二塁打され、続くブレーロックに2ランを許して降板。交代を告げに来た監督に気付くと、一瞬天を仰いだ。
 球威はあったが、時折甘い球があった。1回は昨年まで5年連続200安打を記録しているヤングに右翼線二塁打された。試合前まで打率2割3分4厘と不調だったが、松坂は「去年対戦したときも調子は良くない時期だったのに、悪いように見えなかった。いいバッター」と警戒していた。それだけに要所を締めたとはいえない。先制点を許し、打たれた5安打すべてが長打だった。

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2008年4月19日のニュース