工藤 復帰期限設けず、長期離脱も

[ 2008年4月18日 06:00 ]

 左ひじ周辺の炎症で登録抹消された横浜・工藤が、患部の状態が思わしくないために復帰のメドを設けず、18日から2軍で調整することが決まった。この日、神宮の室内練習場でランニングなどを行った44歳のベテランは「(状態が)変わらない状況で投げても迷惑がかかる。いつになるかは分からないが、下で調整する」と語った。今季は1日のヤクルト戦(横浜)に登板したのみ。その後、左ひじ周辺の張りを訴え、9日の登録抹消後は早期復帰を目指して1軍に帯同していた。

 チームは先発の駒不足に悩む苦しい状況だが、大矢監督は「この日までと決めていた時期に間に合わなかったのでリハビリに専念してもらうことになった」と説明。江川トレーナーは「もう一度病院で検査を受けるかもしれない。期限を設けて焦るのは良くない」と話しており、長期離脱する可能性も出てきた。

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2008年4月18日のニュース