ソフトB“因縁対決”にピリピリムード

[ 2008年4月15日 06:00 ]

ガトームソン(左)と笑顔で談話するパウエル

 ソフトバンク移籍後初登板を前に、パウエルはヤフードームで最終調整。練習後「初登板がオリックス戦になったことについてどう思うか」という報道陣の質問を球団関係者が「もう、いいでしょう」と遮るなど、因縁対決にピリピリムードも漂った。

 パウエル自身、ここまで調整は万全だ。ウエスタン・リーグ3試合に登板して16回1失点、防御率0・56。近鉄時代の本拠地だった京セラドームも通算27勝15敗と相性はいい。「先発の役目は長いイニングを投げること。3点以内に抑えたい。いい結果を残せるだけの自信はあるよ」と手応えをつかんでいる。その一方で、初登板がくしくもオリックス戦になったことに王監督は「そういうの(因縁)は関係ないんですよ」としたうえで「現場は相手どうこうではなく、グラウンドに立てば与えられた仕事をやるだけなんだから」と語気を強めていた。

続きを表示

2008年4月15日のニュース