大洋で67年18勝 森中千香良さん死去

[ 2008年4月15日 01:24 ]

中日コーチ時代の森中千香良氏

 元プロ野球大洋(現横浜)投手の森中千香良(もりなか・ちから)さんが14日午後4時55分、すい臓がんのため、奈良県大和郡山市の病院で死去した。68歳だった。奈良市出身。16日に家族葬を大和郡山市筒井町28の1、義弟の中川茂治(なかがわ・しげはる)氏宅で行う。喪主は兄森中明善(もりなか・あきよし)氏。

 奈良・奈良商工高(現奈良商高)から58年に南海(現ソフトバンク)にテスト入団。63年に17勝8敗で最優秀勝率を獲得。67年に大洋に移籍し、18勝を挙げた。75年に現役を引退し、野球解説者として活躍。中日の2軍投手コーチも務めた。通算成績は517試合に登板し、114勝108敗、防御率3・49。オールスター戦に2度出場した。

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