日本ハム 5連勝も野手は“野戦病院”状態

[ 2008年4月12日 06:00 ]

<日本ハム・ロッテ>4回無死二、三塁のチャンスに小谷野は空振り三振に倒れる

 【日本ハム3―2ロッテ】日本ハムは相手の失策が決勝点となり幸運な白星。ただ今季初の5連勝にも梨田監督の表情は晴れなかった。

 「しんどいね。勝った心地がしない。あす(12日)のことを考えると頭が痛い」。5連勝のうち4試合が1点差。武田久、マイケル中村の“勝利の方程式”がはまり、確実に接戦を制しているように見えるが野手は“野戦病院”状態だ。この日は8回に小谷野が左脇腹を痛め途中交代、肉離れの可能性があり出場選手登録を抹消されることになった。糸井、稲田、金子誠とレギュラークラスが次々に離脱。今季捕手に転向したばかりの尾崎を内野手として昇格させる予定。福良ヘッドは「若い選手でやりくりするしかない」と渋い表情だ。昇格即スタメンとなったジョーンズが2安打を放つなど収穫もあったが、苦戦が続くのは間違いない。

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2008年4月12日のニュース