広島が２発で逆転、高橋今季初勝利

　【広３―１中】広島が逆転勝ち。１点を追う４回、無死一塁でアレックスが左越えに２ラン。さらに１死からシーボルがソロ本塁打を放った。高橋が７回途中まで１失点で今季初勝利。中日は３併殺の拙攻で、広島戦今季初黒星を喫した。

　≪３９歳目前…辛抱強く冷静に≫高橋は辛抱強く低めを突くベテランらしい投球だった。雨で１度登板が流れ、中１０日に。調整の難しさはあっただろうが、７回途中まで１点に抑えて今季初白星。「前回が散々だったし、きょうまでが長く感じた」と胸をなで下ろした。
　１６日に３９歳となる左腕は広島投手陣最年長だが「開幕戦の大竹の姿や、ルイスの向かっていく投球に勇気づけられた。まだまだ見習わなきゃいけないところもある」と謙虚な姿勢を失わない。中日戦は５季ぶりの勝利となった。