斎藤投げずに早大爆勝/東京六大学開幕

[ 2008年4月12日 11:17 ]

東大との開幕戦で、ベンチスタートとなった早大の斎藤(右)

 東京六大学野球春季リーグが12日、神宮球場で開幕し、1回戦2試合を行い、2度目の4連覇を狙う早大が東大に11―0で圧勝して、好スタートを切った。立大は慶大に4―3でサヨナラ勝ちした。

 早大は4回に原の左越え本塁打など打者一巡の攻撃で6点を先行。須田ら3人の継投で東大を1安打に封じた。1年目の昨年に春と秋の2季連続で開幕投手を務めた斎藤佑は先発しなかった。
 立大は3―3で迎えた9回に慶大の失策で決勝点を挙げた。

 ≪早大1安打リレー≫4連覇を目指す早大が白星スタートを切った。東大を3人の継投でわずか1安打に封じて圧倒。先発した須田は「最初は地に足が着いていなかったが、2回以降は自分の投球ができた」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。
 開幕投手が昨年の春秋ともに大役を託したエースの斎藤佑ではなかったことに、応武監督は「斎藤佑が開幕投手にこだわらなかったので、4年生に任せた」と説明。「2回戦は斎藤でいく」と先発登板を明言した。

続きを表示

2008年4月12日のニュース