福留4打数無安打 田口は守備だけ

[ 2008年4月12日 10:59 ]

フィリーズ戦の8回に空振り三振に倒れ、この試合無安打に終わったカブス・福留

 カブスの福留孝介外野手は11日、フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦に「2番・中堅」で出場、4打数無安打だった。内容は二飛、投ゴロ、遊ゴロ、空振り三振。フィリーズの田口壮外野手は9回から左翼の守備に就いた。打席には立たなかった。試合はフィリーズが5―3で勝った。

 ≪悔しい“落球”≫開幕から9試合続けていた福留の出塁が途切れた。2試合続けての無安打は初めてのこと。それでも福留は落ち着き払っている。「こういうときもある。いいときばかりではない。それはそれで、自分でしっかり考えてやればいいと思います」。悔しさを見せたのは、5回の守備を振り返ったときだ。初めての中堅守備で左中間の大飛球を好捕。だが左翼のソリアーノとぶつかって落球し、適時二塁打となった。捕球を完成させたように見えたが、審判員の判定は落球だった。「言っても仕方ない」。名手のプライドか。プレーを説明しかけて、口をつぐんだ。(共同)

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2008年4月12日のニュース