パウエル“因縁の”オリックス戦で先発へ

[ 2008年4月10日 06:00 ]

 いきなり遺恨対決が実現する。ソフトバンクのジェレミー・パウエル投手(31)が、15日からのオリックス戦(京セラドームなど)で移籍後初先発する。9日、ウエスタンリーグ阪神戦(ヤフードーム)に先発して7回4安打無失点。安定した内容に本人は「きょうは試合の中で修正できた。7回を投げたし、スタミナ面も問題はない」と手応えを話した。王監督も「次はこっち(1軍)で投げても大丈夫じゃないか」と1軍昇格を決めた。この日、今季不調の新垣の出場選手登録を抹消。パウエルは新垣が次回登板予定だった15日、または16日のオリックス戦で登板することになる。

 入団に際して二重契約問題でもめた因縁の相手で08年のスタートを切る右腕は「チームのため、勝利に貢献できればそれでいい」と平常心を強調した。

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2008年4月10日のニュース