黒田、初黒星 5回2/3 4失点

[ 2008年4月10日 08:12 ]

ダイヤモンドバックス戦の6回に逆転され降板、ベンチで汗をぬぐうドジャース・黒田

 ドジャースの黒田博樹投手は9日、ダイヤモンドバックス戦にメジャー2度目の先発で登板し、5回2/3を投げ9安打4奪三振3四死球で4失点。5連勝中のダイヤモンドバックスの勢いを止められず6回に逆転を許し、初黒星(1勝1敗)を喫した。ドジャースは3連敗。

 メジャー初黒星を喫した黒田は「あの1球で勝敗が決まってしまった」と悔やんだ。3―2の6回2死満塁。最大の勝負どころで、バーンズへの初球のフォークボールは甘く真ん中へ。左前へ逆転2点打され、マウンドを降りた。
 味方の守備に足を引っ張られる不運もあった。1―0の4回無死一塁から、3番ハドソンの打球を処理した一塁手が、併殺を焦って二塁へ悪送球。リズムを崩した黒田はこの回、2点を失い、試合をひっくり返された。
 3回まで1安打無失点と快調だっただけに痛い守備の乱れ。前回、7回で77球だった球数は6回途中で108球に達した。トーリ監督は「疲れていたのに粘りを見せた」とかばい、14日予定される次回登板に期待した。(共同)

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2008年4月10日のニュース