松井今季初アーチもチームは大敗

[ 2008年4月6日 06:00 ]

<ヤンキース・レイズ>3回先頭の松井秀喜は右越えに今季1号本塁打を放ち、ボビー・ミーチャム三塁コーチとタッチを交わす。

 【ヤンキース4―13レイズ】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が4日のレイズ戦に「8番・左翼」で出場。3回無死から右翼ポールの根本を直撃する1号ソロを放った。オープン戦も含め56打席目での初アーチ。「詰まった分だけ切れなかった。運がいい部分もある」。試合前には日本総領事館へ婚姻届を提出。自ら祝砲を打ち上げ、新妻に捧げる記念球も無事手元に届いた。試合後は大事にしまい込んで持ち帰り「0から1になれば多少ホッとした部分もある。初安打ともやっぱり違う気持ち」と話した。

 一方で2試合連続でついた左翼の守備では8回2死、ヒンスキーの左翼線への飛球を追いかけ、グラブの端にかすりながらも落とした。失策こそつかなかったが、結果的に直後の大量失点につながった。「あれがなければ、ああいう大量失点もなかったと思う。捕りたかった」。チームの大敗に悔しさを隠せなかった。

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2008年4月6日のニュース