井川 格下2Aに4回無安打8奪三振

[ 2008年3月24日 06:00 ]

紅白戦で先発し好投した井川

 ヤンキースの井川は23日、マイナーの紅白戦で今年初の先発マウンドに上がった。格下の2A選手を相手に4回無安打無失点。四球を1つ与えたが最速146キロで打者13人から8三振を奪った。

 「やっぱり先発は気持ちいいし投げやすい。真っすぐの勢いもあったと思う」と振り返った。雨のため22日のブルージェイズ戦を回避してスライド登板。15日のレイズ戦に続いて先発チャンスを流したが、ハンデをものともしなかった。
 昨季15勝のペティットが腰痛を訴え22日のマイナー戦先発を回避。開幕が微妙になった。紅白戦を視察したジラルディ監督は代役候補について「井川、ラズナー、カーステンズの3人から選ぶ」と話しており、開幕ローテーション入りのチャンスが広がった。井川も「中継ぎでは残れない。先発一本」と生き残りへ決意を新たにした。

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2008年3月24日のニュース