岩村　復帰１打席目で二塁打

　レイズの岩村明憲内野手は２３日、フロリダ州サラソタで行われたレッズ戦に「１番・二塁」で出場、３打数１安打１四球だった。内容は中二塁打、四球、三飛、二ゴロ。チームは１０―９で勝った。

　≪復帰１打席目で二塁打≫腰の張りを訴えて休んでいたレイズの岩村が、３日ぶりに試合に出場、二塁打を放つなど復調をアピールした。１回、中越え二塁打。これで相手投手は浮足立ち、レイズは一挙５点を奪った。
　２度の併殺を完成させるなど堅実な二塁守備も披露。予定の４打席を終えると交代し、「３日ぶりの感じがなかったのが大きかった」。速球派の投手に対し初球から対応できたというほど、感覚は鈍っていなかった。
　腰は既に出場できる状態だったが、チームの方針に従い欠場していた。「違和感も一切ないし、全然問題ない」。昨年は脇腹痛で長期間、欠場した。それだけにチームの配慮を痛いほど感じ「その気持ちに応えたい気持ちでいっぱい」という。開幕に向け、気合を入れ直していた。（共同）