神宮花火大会!日通4発 永井は満弾

[ 2008年3月23日 06:00 ]

<ホンダ熊本・日本通運>2回2死 日本通運・金子(左手前)は右越えに先制ソロを放ち、ベンチでナインの出迎えを受ける

 社会人野球の「第63回JABA東京スポニチ大会」第4日は22日、神宮球場で2回戦の残り3試合が行われ、ベスト8が出そろった。日本通運は永井英和捕手(25)の代打満塁本塁打を含む4本塁打と打線が爆発し、ホンダ熊本に9―1で7回コールド勝ち。新日本石油ENEOSも19安打12得点の猛攻で、TDKを7回コールドで下した。23日は準々決勝4試合が行われる。

【日程と結果


 【日本通運9-1ホンダ熊本】主砲、脇役、代打。立場の違う男たちが、広くなった“新生神宮”に4発の花火を打ち上げた。「ウチは少ない好機を生かすチームなんですが…」。9得点中8得点が本塁打のアーチ攻勢を神長監督は「就任8年目で初めて見た」と驚いた。

 まずは公式戦本塁打ゼロの8番・金子だ。0―0の2回2死、ホンダ熊本の先発・小山のスライダーを右翼席に叩き込む。チームの先輩で今秋ドラフト候補・野本の打撃を「まねしてます」と明かす高卒社会人4年目は「長野商(長野)時代から大きい大会に縁がない。今大会に出られるだけで満足」と話す。7回にはこの日2本目のアーチを再び右翼に運び、自身の“珍事”に満面の笑みを浮かべた。

 4番も負けていない。5回2死一塁で小松が2番手・江波戸から中堅最深部に流して放り込む豪快な一発。「金子に続きたかった」と主砲の面目を保った。極めつきは7回2死満塁で代打登場した永井だ。この回から登板した山中の直球を右翼席へグランドスラム。駒大時代は正捕手として昨秋ロッテに入団した左腕・服部とバッテリーを組んだ男は、オフの間、筋力トレの成果を一発に結びつけた。それでも「代打より先発出場したい」と本音をのぞかせる。

 三者三様の役者が演じた本塁打劇場。10年ぶり4度目の春制覇へ。火のついた打線が一気に階段を駆け上がる。

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